2024年になりましたね。
今年も何卒よろしくお願いいたします。
報告が遅くなってしまったのですが、12月4日に帰国しました。
帰国の前日にはスペイン国立バレエ団の新作「Afanador」を観に行き、
帰り道では、ギリギリ間に合ったセビージャのクリスマスイルミネーションを夜遅くまで楽しみました。
そして早朝にセビージャを去り、イギリス経由で日本へ。
着いたその週に、ロシオ・モリーナグループのガルロチ公演を観に行きました。
実は、今回早めに帰国する理由の1つがこの公演。
中学2年の時に初めて受講したクルシージョの先生がロシオでした。
そのことを伝えると、まさかの覚えてるよって言ってくれて…。
なんともいえず心臓バクバクになりました。
近くで踊りを観れただけでなく、会話もできるなんて、しかも本当かわからないけど覚えてるって言ってくれるなんて…生きてて良かった。
同時期に、マルワ財団主催のアデラ・カンパージョのクラスを受けました。
彼女のクラスはセビージャでも受けていたのですが、踊りが素晴らしいことはもちろん、
本当に人柄が素敵で大好きです。
続いて、Flamencolores主催「Paso a dos」がガルロチにやってきました。
エレガントかつパワフル、それぞれ色が強いのにフラメンコらしさもあって。
ステージを観れただけでなく、運よくオルガのクラスを受けることもできました。
小柄でキュートなのに動きはほんっとうにパワフル。
オルガは、過去にファルキートらと共に来日したことがあります。
そしてその公演は、私が初めて観たスペイン人アーティストの公演でした。それはもう、息が止まるほどの衝撃を受けたのを覚えています。
クルシージョ帰り、オルガに「あの公演を観てフラメンコやろう!って決めたんだよー」なんて話もして、夢のようなひとときでした。
ここのところ、私のフラメンコ発祥に関わった人と立て続けに会えて、強い縁?運気?のようなものを感じます。
そして12月23日には、野村眞里子さん主催のウクライナ支援を目的としたクリスマスライブに出演しました。
そうして12月を終え、2024年。
年始から、地震そして二次被害と、心の痛いニュースが続いていますね。
何もできないことに無力を実感しています。
どれだけ考えても、やきもきしても状況は変わらないので、
今日も踊れることに感謝して、踊り続けようと思います。
というかそれしかできない!本当に無力だ。
私の踊りが、私の信じるフラメンコが、
少しでも誰かの生きる活力の足しになれば良いなと思います。
改めまして、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ブログ更新も頑張ります。