もう昨日になってしまったのだけど、パコデルシアが亡くなってから10年が経ったそうです。
んー早いような遅いような。
伝説のギタリストなので、少しでも同時期に生きていたことが奇跡にも感じられます。
もしかしたら彼のことを知らない読者もいるかもしれないので、めちゃくちゃざっくりと説明しますね。
パコデルシア|Paco de Lucía(1947/12/21-2014/2/25)は、フラメンコのギタリストです。スーパーギタリストです。
何がすごいのかというと、テクニックやフラメンコ性はもちろんのことながら、様々なジャンルの音楽を取り入れ、フラメンコを親しみやすくして、広めた人なんです。
一番有名な曲はこれかしら?
フラメンコギタリストに「どうしてフラメンコをはじめたの?」と聞くと、8割はパコデルシアの影響だ答える気がします。笑
それほどまでに人々を魅了する音楽を生み出した偉大なギタリストです。
カホンをフラメンコに取り入れた人としても有名ですね。
TED-Edにも名前が出ていました。(※英語です)
お、スペイン語バージョンもありました。
彼が亡くなった年は、私がちょうど初めてスペインに行った年でした。
全くスペイン語を話せなかったのですが、クラスメイトのギタリストが持っていたパコデルシアの記念切手がどうしても欲しくて、友だちに手伝ってもらいながら郵便局で買った思い出があります。
大切にしまったはずだけど…どこに行ったんだろう、あの切手。
先日、タイムリーに彼のLINEスタンプを作ってふざけていたのでそれも共有しますね。
そうそう、このスタンプの元ネタとなった「メトロノーム使え」っていうのは、彼のドキュメンタリー映画に出てきます。
確かワールドツアーの際、ファルーコという踊り手に、
「踊り手も音楽家と同じようにメトロノームを使って練習しなきゃダメだよ」
的なことを言うんです。
私は単純なので、それ以降は必ずメトロノームを使って練習しています。
10年という節目にちょっとパコデルシアを偲んでみました。