お待たせしました。中間が終わり、課題も半分ぐらい終わったので通常クラスについて書こうと思います。
まずは座学について。
私たち初年度の生徒は、レベルや専門に関係なく、月・水の9:00から”Historia y teoría del flamenco” (フラメンコの歴史と理論)という授業を受けます。
内容は、紀元前から市民戦争までの流れの中でフラメンコの土壌がいかにして築かれたか、などの歴史に関することや、この曲の名前は何でしょう?どこ起源の曲でしょう??なんてフラメンコイントロクイズのようなこともやります。
「歴史をスペイン語で受けるなんて…!!えな、言語大丈夫なの?」
って思いません?
私は思いました。
けど、先生が英語も交えて授業してくれるし、授業のスペイン語はそこまで難しくないのでなんとかやっていけてます。
ただ、ウェブの資料には何故か難しい単語ばかり出しやが…散見されるので辞書片手にかなり時間をかけて勉強しなくてはいけません(^^;
続いて火曜日には”Inteligencia emocional de artistas”(こんな感じの名前だったはず)という心理学、というかほぼメンタルの授業があります。
「"私"とは何か?」
「私が私だと思っている限りアーティストにはなれない。」
「"私"も、自分があるときは姉であり、踊り手であるのと同じように自分が背負う役割の1つに過ぎない。」
「自分の可能性を狭めているのは他ならぬ自分(エゴ)である。」
「おのれの壁を打ち破れ!!」
みたいなアスリートっぽいことをしてます。
正直何を言ってるのかわけわからんことも多いけど、自分のスペイン語リスニング力を試しに行ってます。
次に紹介するのは私の大好きなカベ先生による音楽の授業。
小中と音楽の授業は大っ嫌いだったんですよ。
憎むレベルで嫌いでしたね。
だって、音が12個しかないなんておかしいと思いません??振動が変わる数だけ細かーく音があってもいいと思うんだけど。絶対音感なんて近似値に過ぎないでしょ??なんて思ってて。笑(物理はチンプンカンプンですが。)
けどね、カベ先生の授業は楽しい!!
月曜日にはドレミとか音階(?)のクラスで、金曜朝一にはリズムの授業があります。
フラメンコのDibujos(イケてるリズムの塊のこと、たぶんね)を音符マークに書き換えたり、インターバルをフラメンコの曲で教えてもらって聞き分けたり。
ゲームみたいで楽しいです。笑
最後に、私が今苦しんでいる授業。その名も“Taller Coreografico”。
なんと各々がフラメンコの作品を作り上げるんです。
テーマ設定から、配役、振付、照明、音楽の手配まで含めて。
言語の関係上、私とゆうこさんはペアを組んでやってますが、それでも大変。
しかも、期末(1月下旬)の前には発表をしなきゃいけないらしくて…
どうなることやら。
ざっくり座学はこんな感じです。
そのうち〈実技編〉も書きますね。