土曜日に闘牛を観に行きました。
今シーズン最後らしいです。
闘牛を観る席にはSombra(日陰)、Sol y sombra(最初日なたで途中から日陰)、Sol(日なた)の3種類があるのですが、1番安い席はSolです。日陰だと確か100ユーロ近くします。
今回購入したのは27ユーロで恐らく最安値の席。
それでも意外とよく見えて、問題なく楽しめました。
18時開始の15分前に行ったのですが、闘牛士の入場待ちをしている人が多すぎて全然席までたどり着けませんでした。
やっとたどり着いたころにはもう始まっているという。
ま、6匹も続くから良いのだけど。
闘牛の様子はこんな感じ。(少々残虐なので嫌な方は見ないでください。)
若い人はどんどん闘牛を観なくなっていると聞いたので、お年寄りばかりかと思いきや、案外若い人が多かったです。
ゆうこさんとえりかちゃんと一緒に見に行ったのですが、3人とも、
「闘牛士はかっこいい。」
との点で一致してました。
立ち姿や、ムレタ(闘牛士の持ってる赤いアレ)を裁く様は本当に美しいです。
そして個人的にたまらないのが、裁きが上手く続いた後、闘牛士が牛に背を向けるあの瞬間。会場全体の呼吸が揃うあの空気感にゾクゾクします。笑
観たことのない人はイメージ付き辛いと思うので私の好きなSebastian Castellaという闘牛士の動画を貼っておきますね。(1:32からの1回とか、まさに好きなやつです。)
ただ、とどめを刺された牛が馬に引きずられていく様子を見るのはなんとも辛い気持ちになりました。夢中になって楽しんでたくせに、ね。
それでも、私は闘牛がこの先も続いてくれるといいなと思います。
あの美しさは他の何とも取り換えが効かないでしょう?
それに、小出しの暴力は必要なんじゃないかしら…なんて考えたり。
あ、そうそう。闘牛観に行くならアバニコと帽子はあったほうがいいです。
Solの席では間違いなくのぼせます。