今週土日は、ヒューマントラストシネマ渋谷でフラメンコ映画を3本見てきました。
ファルキートは神ですね。
ファルキートをはじめて見たのは2011年、イベリアのフラメンコフェスティバルで来日したときでした。当時、私は中学2年生。
自分の先生以外のフラメンコを観るのが初めてで、それはもう物凄い衝撃でした。
ファルキートが出ている間中、息ができなくて。
ちょうど期末テスト前なのに、フラメンコ熱にやられた私は「もう勉強なんてしない!」と勉強計画表をまっさらで提出して担任を困惑させた覚えがあります笑
美容院にファルキートの切り抜きを持参して「この髪型にしてください」と言ったこともありました。
その後、いろんなフラメンコを観てきて、もう流石にあの時のような衝撃を感じることはないだろうと高をくくっていました。
ごめんなさい、私が甘かったです。
やっぱあの人神だー!!!
私の中でマイケル・ジャクソンとファルキートは神。
どれぐらい神かっていうと言うと…
人間が生命維持のために当たり前に行うことってあるでしょ?
肺が空気を取り込んで、
血液は循環して酸素を運ぶ、
それらを使ってエネルギーを得て、
脳や心臓は活動を続ける。
まぁもっとあるんだろうけど、仕組みを知らなくても生きていけるぐらいに当たり前になっているこれらの行為。
いわば「生」の核、そんな部分にまでフラメンコが侵食して、支配される感じ。
「あれ?私、もしかして今フラメンコによって生かされている?」って錯覚します。
いやね、自覚はありますよ、冷静になるとヤバいやつじゃんね。
けど、マジでこう感じるんですよ〜
心筋をフラメンコに支配されて、心臓が止まりそうになる感じ。
そんなことはないのだけどね。
要するに、フラメンコが無けりゃ死んじゃうんじゃないかって感じる。
テクニックや振付がどうとか考える余裕なんて当然ない。
もちろんものすごく研究されてるんだろうけども。
いや〜神でした。
なんとね、オンライン配信やるんだって。
『ファルキート in テアトロ・レアル』と、
『フラメンコの魔性と神秘』の2本。
『フラメンコの魔性と神秘(duende y misterio del flamenco)』は、Antonio el bailarinが監督に無茶振りされたから、マルティネーテをコンパスで踊ってみたよのあの映画です☟
アントニオごっこをしたくてロンダに行った話ってブログに書いたかな…?
気が向いたら書く、かも?笑
あとは「ぉぉぉおおいワインー!!!」ってなるZapateadoもこの映画でした☟
YouTubeで細切れに見ていたものをまとめて見れて感動。
映画館に足を運べなかった方でも、遠方の方でもオンラインでみられるので是非~